

世にも不思議な日本の始まりの神話・古事記。
天地創造の話でありながら男と女の愛の物語、そして戦いに燃える神々たちの情熱の物語。
白石加代子と風間杜夫が、
これまでのイメージを吹き飛ばす神々の国生み奮闘記を面白おかしくお届けします。

古事記、それは日本の天地開闢の物語。
「天地初めて発けし時、高天の原に成れる神の名は、天之御中主神。」
から始まり、最初の神様が現れてから次々と生まれてくる神々たち。
今回語られるのは天地開闢から天孫降臨を経て、神武天皇の誕生までの日本の歴史と伝説の詰まった建国物語です。
イザナギとイザナミの結婚による日本列島の国生みから、黄泉比良坂(黄泉の国)での死者との別れとバトル、アマテラスの天岩戸への引きこもり、高天原から追放されたスサノオのヤマタノオロチ退治に「因幡の白兎」などお馴染みの神話たち。
そこからオオクニヌシから天つ神への国譲りを経て、出雲大社の建立や三種の神器の成り立ち、最後は神器を預かったニニギの息子たちの兄弟喧嘩を経て、遂には勝利した山幸彦の子孫が初代天皇・神武天皇として誕生します。
壮大なのにユーモラスで、驚くほど自分の心に素直な神々たち。
白石加代子と風間杜夫が老若男女の神々に不思議な生き物、ナレーションも合わせて全てを演じ分け、歌い、おおいに語ります!
神々の不思議な世界・古事記ワールドをどうぞお楽しみください。
風間杜夫さんとは再びのご一緒です。三度目の共演となる今回は、『古事記』の大きな世界を二人の声で立ち上げます。
神々が国を生み、愛し、争い、笑い、ときには思いもよらない騒動を巻き起こす。その大胆さとおおらかさ、そしてその人間味は、現代に生きる私たちにも不思議なほど身近に感じられます。
風間さんとの言葉の掛け合いから、どんな神様たちが姿を現し、どんな景色が広がっていくのか。
朗読だからこそ生まれる想像の世界を、皆さまと一緒に旅したいと思います。
どうぞ劇場にお越しくださいませ。
白石加代子
2年前に、舞台『大誘拐』で、白石加代子さんと初めて出会った。出会って驚いた。まあ何と素敵で素直で可愛い女性なのだろう!と。
若い頃から舞台で観ていた白石さんは、その圧倒的な存在感をもって、遠くに崇める女優さんだった。
いま僕の中で、大女優・白石加代子さんは、舞台の上での遊び仲間・加代ちゃん。
今度は、神話の世界『古事記』で一緒に遊べるというから、僕のワクワクは何倍にもなって、もう止まらない。
日本の歴史の源である神々のお話が、こんなにも豊かだということを、加代ちゃんと二人で、楽しみながら読み分けてみたい。
様々な濃いキャラクターの神様たちは、どのエピソードもユーモラスで情熱的で、なんてったって国を創生するのだから、それはもうダイナミック。そして、もう一人の遊び仲間と言ったら失礼にあたるだろうか。
台本・演出の笹部博司さんが、僕たちをどう色づけてくれるのか、それも楽しみで仕方がない。
風間杜夫